
プラ ティヤハーラ
プラティヤハーラは自分を俯瞰し、感覚と対話する練習です。日々の中で起こる様々な刺激を受け入れ、許し、平和な心身へ繋ぎます。
感覚との対話とは
私たちは日々起こる刺激や変化を目、耳、鼻、肌、口などの感覚から受け取ります。そして、受け取った情報を自分の記憶や体験から好き、嫌い、良い、悪いなどと心に伝達されます。
例えば…、
老化による身体の変化について。
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手足を動かす行動の感覚から、身体の重み、可動域の低下を感じた。
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写真や鏡をみた視覚から、お腹やお尻が弛んでる。背中が丸くなってる。と感じた。

この受け取った感覚を頭の中ではどのように変換するでしょうか。
もし「恥ずかしい。かっこ悪い。」などのマイナスな思考を膨らませると、老化に対する恐怖心や苦しむ心を育ててしまいます。
プラティヤハーラとはこの体→思考→心へと連動する過程を俯瞰しコントロールしていきます。
コントロールのやり方は多岐に渡り、自分に合う方法がベストでしょう。ここでは3つのポイントを参考までに紹介しています。
1.色眼鏡をはずす
歳を重ねた経験により、ちょっとしたトラブルに動揺しない精神力が養われている一方、白髪やシワひとつ見つけては気になり、身体の変化から、老化は「嫌なこと、良くないこと」という色眼鏡をかけてしまうことがあります。どんなことにも良い悪いは存在し、どちらか一方に偏った色眼鏡は外していくことが大切です。
2.感覚と思考をバラバラに解し、受け入れる
思考が強く頭でっかちになっていると感覚で受け取る力が弱まり、わからなくなってしまうことがあります。「ピーマンは嫌い。」と子供の頃の感覚から嫌いという思考を強く持っていると、ピーマンの味に違和感を感じない身体に変化していても頭で拒否し、違和感が無くなっている感覚を無視してしまうことがあります。これを続けていくと感覚の受け取りが弱まってしまいます。感覚と思考をバラバラに解し、それぞれで受け取れるよう心がけます。
3.感覚と思考を繋ぐ
色眼鏡がはずれ、感覚と思考が解れてくると自身を俯瞰するようにみえてきます
。繋ぐとは俯瞰してくことです。外的刺激はいつ何時四方八方から起こります。どんな時でも動き回る感覚や思考を遠くから見渡し、上手に繋ぎましょう。
入り口は感覚です

外的刺激や変化を受け取る入り口は感覚です。5つの感覚から、刺激をキャッチし様々な情報を受け取ります。
感覚よりも思考が優位になっていると感覚と思考の対話に偏りがでます。感覚を上手に受け取りずらくなります。日常、頭でっかち、思考優位になってると感じる方は感覚に目を向ける意識をしましょう。
プラティヤハーラは、感覚への意識を大事にしています。
感覚を研ぎ澄まし、素直な対話を深めます。



