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瞑想で体温調整 | 新型コロナウイルス編



今年の1月、新型コロナウイルス(以下"コロナ"と省略)に感染しました。その時に出会った「瞑想の可能性」のお話です。





コロナ感染中の基本情報!


 

私がコロナに感染した時期は、5類(季節性インフルエンザと同等)に引き下がる前(2023年1月頃)でした。

  • 感染者の外出自粛期間は7日間

  • 濃厚接触者の外出自粛期間は5日間

  • 医療費控除

  • 宿泊療養施設の利用有

などがあった時期です。


私は宿泊療養施設を希望した為、コロナ陽性3日目から入所しました。

宿泊療養施設では「My HER-SYS」というアプリで健康状態を管理しています。内容は、朝・昼・晩と1日3回体温と酸素飽和度を入力し、宿泊療養施設の方と共有。数値が異常になると宿泊療養施設在中の看護師より電話が入り、今の症状や今後のお話をするスタイルです。


私は家庭内感染で感染。最後の感染者だったこともあり、ある程度家族の症状をみてきていました。

そんな事もあり、療養期間中の前半は苦しみそうだけど後半にはほぼほぼ体調が復活するであろうと安易に考えていました。


しかし、施設で過ごすにつれ…

家族と異なる症状に気付き始めました。

それは「熱が落ちつかない」という症状です。

感染後2~3日後くらいすると家族は熱が下がっていったのですが。私の場合、2~3日後くらいから朝は平熱以下(35度台)まで下がり、夜に向かって38度くらいに上がっていく。これを繰り返していました。(酸素飽和度は安定。)

宿泊療養施設退所条件の一つに「解熱剤を服用しない状態で体温が24時間37.5℃以上に上がらないこと」がありました。(熱がある状態は、感染リスクがあり外出NGとのこと。)


ベッドの上で安静に過ごし、たくさん寝て、ご飯を食べ、水分をとり、たまーに呼吸法をしながら過ごしていました。

ですが、3日目・4日目と熱が落ち着かない状況が続き、このまま安定しないと…

「8日目の朝、退所出来ないのでは。」と感じはじめます。


熱を落ち着かせる方法はないかな…と(私の)師匠に相談をしたところ「瞑想してみたら。」の一声。






瞑想で熱を整える!

 

瞑想について詳しく聞いてみると!

イメージ瞑想をしてみたらとのことでした。

"イメージ瞑想"とは…

(今回の場合です。)

頭に上がっている熱を、下へ下げるイメージで瞑想をするというもの。 イメージをつくる。瞑想をする。の2つのことを行います。イメージづくりに引っ張られ過ぎると、瞑想への意識が弱まる事もあります。2つのバランスも大事だから、先にイメージを紙に描いてみたらどうかな。それを視覚から(イメージを)取り込み、瞑想する。イメージ作りを視覚化することで、瞑想がやりやすくなると思うよ。ひとまず、やってみよう!

と教えてもらいました。

私は早速イラスト描きから始めます。

↓療養中、実際に描いたもの。



今回実践したイメージ瞑想の方法

  1. 自分のイラストを描く。

  2. "熱"は頭に赤色ゴニョゴニョと表現し、"熱を下げる"は下向き矢印を赤色で描きました。

  3. ベッドに胡座で座り、目線の高さにイラストを置く。

  4. イラストを観ながらイメージ(自身の熱を上から下へ下げる)瞑想を行う。

これを4日目の夜から始めました。

この日の瞑想前の体温は37.8℃。瞑想後の体温は37.5℃。

瞑想による効果かはわかりませんが、0.3℃下がったことに喜びました。

それから、5日目・6日目と1日3回体温を測る30分前に「イメージ瞑想」を行い、体温を測るを続けました。


すると2日間、37.5℃以上に上がることなく過ごすことが出来ました。


退所日前日の7日目。イメージ瞑想をやったのは初めての経験。絶好調な体調でない中、初めてのことを2日間続けたことで3日目は疲れてしまい「今日の瞑想はお休みしよう」と何もしませんでした。

すると、この日の夜38,3℃まで上がり、看護師さんより電話有り、翌朝(8日目)の出所は出来なくなりました。


そう。結果は、上手くいきませんでした(笑)


  • 瞑想に固執し(やり過ぎ)、出所日前日に熱が上がった。

  • イメージ瞑想による効果が多少あった。


どっちだったのかというと、どちらでもあったように感じています。






イメージ瞑想をやってみて!


 

イメージ瞑想をやってみて感じたことがありました。


  • 体制のレパートリーがあるとよい。

普段の私の瞑想スタイルは胡座で瞑想をしていました。今回、体調が悪い時に座り続ける辛さを感じ、仰向けや他の体制での瞑想の大切さを実感しました。今後は、瞑想する時の体制に変化をつけて練習しようと思いました。


  • 瞑想の未熟さを実感。

普段の瞑想は周りが整った環境で行なっていました。ただ今回、どんな状態でも瞑想へ切り替える力の弱さ・経験値の浅さを実感しています。少しずつですが、環境が整っていなくても、肉体や精神が弱っていても、普段と変わらない瞑想へ導けるよう練習しようと思いました。


私の瞑想は、ちょっとしたことでブレてしまう瞑想の"ひ弱さ"があると気付かされました。

今回のイメージ瞑想は、掴めそうで掴めなかった感覚。

それと同時に、瞑想の可能性をみることができました。

練習を重ねることで、瞑想の根を張り・太く・大きく成長させたいと思う体験でした。


そう!喉のチャクラを回す意識で瞑想すると、コロナの激痛だった喉の痛みが少し和らいだという気付きもありました。




瞑想は一度で効果がでるというよりも、続けていく中で深まっていくものです。それは、誰でも深めることが出来る。日常に取り入れやすい。何よりも大きな守りとなる。それが瞑想であると感じています。



「瞑想の可能性」にワクワクしてきませんか。私はとってもワクワクしています。




ここまでで「瞑想-新型コロナウイルス編-」のお話は終わります。

次の新たなお話へ続きまーす。





最後に…


今回、お世話になりました宿泊療養施設やそれらに携わる多くの方々に大変感謝致します。皆様のお陰様で快適にコロナ療養が出来ました。

本当にありがとうございました。





恵果


✎ 執筆者

smile HYGGE yoga

​恵果

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