
プラティヤハーラ
プラティヤハーラは、感覚 ・思考・心を整理し、コントロールする力を育てます。日々の中で起こる様々な刺激を受け入れ、許し、心身の癒しへ繋いでいきます。

感覚・思考・心
私たちは日々起こる刺激や変化を目、耳、鼻、肌、口などの感覚から受け取ります。

受け取った情報は心を通り、思考へ伝わります。この伝わる過程に自分の記憶や体験が混ざり、好き、嫌い、良い、悪いなどと判断されます。
感覚よりも思考が優位になると感覚と思考のバランスが崩れ、時に感覚の受け取り方に歪みが生じることがあります。また、その逆もあるでしょう。

例えば…
老化による身体の変化、数十年前と現在でみてみます。

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手足を動かすと、身体の重み、可動域の低下を感じる。
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写真や鏡をみたら、お腹やお尻が弛んでる。背中が丸くなってる。
この受け取った感覚を心や思考が「恥ずかしい。かっこ悪い。」に変換すると、老化に対して恐怖・不安などの苦しむ心を育てていきます。
老化はマイナスなものでも嫌なものでもありません。ただ、心や思考がそうさせてしまうことがあります。そこには、自身が持つ心や思考の癖がそうさせているのでしょう。
プラティヤハーラは、感覚・心・思考を整理し、コントロールしていく練習です。
まずは、整理することからはじめます。
1.色眼鏡をはずす
歳を重ねた経験により、ちょっとしたトラブルに動揺しない精神力が養われている一方、白髪やシワひとつ見つけては気になり、身体の変化から、老化は「嫌なこと、良くないこと」という色眼鏡をかけてしまうことがあります。どんなことにも良い悪いは存在し、どちらか一方に偏った色眼鏡は外していくことが大切です。
2.感覚と思考をバラバラに解し、受け入れる
思考が強く頭でっかちになっていると感覚で受け取る力が弱まり、わからなくなってしまうことがあります。「ピーマンは嫌い。」と子供の頃の感覚から嫌いという思考を強く持っていると、ピーマンの味に違和感を感じない身体に変化していても頭で拒否し、違和感が無くなっている感覚を無視してしまうことがあります。これを続けていくと感覚の受け取りが弱まってしまいます。感覚と思考をバラバラに解し、それぞれで受け取れるよう心がけます。
3.感覚と思考を繋ぐ
色眼鏡がはずれ、感覚と思考が解れてくると自身を俯瞰するようにみえてきます
。繋ぐとは俯瞰してくことです。外的刺激はいつ何時四方八方から起こります。どんな時でも動き回る感覚や思考を遠くから見渡し、上手に繋ぎましょう。
